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雨降りお月さん ---- 野口雨情/中山晋平
大正14年(1925年)1月号
『コドモノクニ』

雨降りお月さん

作詞 野口雨情
作曲 中山晋平

 
 雨情詞の典型ともいえる、現代の視点からすれば「不気味」とすら思える内容の童謡。 雨情は、童謡は童心性の表現であるがゆえ、子どもの生活、姿が正しく表現されていれば作り手が大人であろうとかまわない、と言っていた。そして童心とは良心のことなのだ、とも説いた。童謡運動の筆頭に位置し数々の名作を残した雨情にとって、「童心=良心」の表現とは、たとえばこの「雨降りお月さん」だった。
 雨降りで見えぬはずの月にむかって、嫁に行くときは誰と行くのか? という語りかけで始まる「雨降りお月さん」は、雨情が再発見に努めた日本の自然・土俗(それは童心なるものが落ちつく場所)の重要な一部分である子どもに、何を伝えようとしていたかが、ほの見える傑作である。
 なおこの歌の初出は『コドモノクニ』(1月号)だが、同年3月号に「雲の蔭」という別の作品が発表されている。この二つを、くっつけて改めて「雨降りお月さん」としたらどうか、というアイデアを出したのは作曲の中山晋平だった。後者は、以下のような歌詞で、メロディも前者とは微妙にことなるものが使われている。

関連曲:
雲の蔭 --- 野口雨情/中山晋平

雨降りお月さん
野口雨情
  あめりおつきさん くもかげ
  およめにゆくときや だれとゆく
  一人ひとりからかささして
  からかさないときや だれとゆく
  シャラシャラシャンシャンすずつけた
  おうまにゆられて ぬれてゆく



スコアグラファー・ライト
野口雨情
のぐち・うじょう
明治15年5月29日〜昭和20年1月27日
中山晋平
なかやま・しんぺい
明治20年3月22日〜昭和27年12月30日
野口雨情/中山晋平の楽譜
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雲の蔭 ---- 野口雨情/中山晋平
南京言葉 ---- 野口雨情/中山晋平
あの町この町 ---- 野口雨情/中山晋平
三朝小唄 ---- 野口雨情/中山晋平
シャボン玉 ---- 野口雨情/中山晋平
空飛ぶ鳥 ---- 野口雨情/中山晋平
旅人の唄 ---- 野口雨情/中山晋平
手の鳴る方へ ---- 野口雨情/中山晋平
鎮西小唄 ---- 野口雨情/中山晋平
波浮の港 ---- 野口雨情/中山晋平
青い芒 ---- 野口雨情/中山晋平
須坂小唄 ---- 野口雨情/中山晋平
証城寺の狸囃子 ---- 野口雨情/中山晋平
雀 ---- 野口雨情/中山晋平
兎のダンス ---- 野口雨情/中山晋平
霜夜の鼬 ---- 野口雨情/中山晋平
港踊 ---- 野口雨情/中山晋平
雨降りお月さん ---- 野口雨情/中山晋平
ペタコ ---- 野口雨情/中山晋平
黄金虫 ---- 野口雨情/中山晋平
人形のお顔 ---- 野口雨情/中山晋平
梅の小枝 ---- 野口雨情/中山晋平
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