表紙へ戻る  
 はじめてご利用の方へ 
  
 d-score.comに関連する商品を
 ダウンロード販売するサイトです。
 
 楽譜表示ソフトScore Grapher Alive 
       価格 1,980円(税込)
 楽譜作成ソフトScore Grapher Lite
       価格 4,980円(税込)
 楽譜作成ソフトScore Grapher Pro
       価格 23,800円(税込)
  
 お気に入りのページを最大50件まで 
 記憶できる便利な機能です。
  
 歌詞を入力すると自動で作曲 
 
    スコアグラファー・コンポ
 
  ウェブアプリケーション(無料)
 
船頭小唄 ---- 野口雨情/中山晋平
大正10年(1921年)3月30日初版

船頭小唄


作詞 野口雨情
作曲 中山晋平


 
 民謡「枯れすすき」として発表され、その後、中山晋平がメロディをつけて「船頭小唄」となった。「カチューシャの唄」(同じ晋平の作曲)などと並ぶ、日本大衆音楽史における画期となる作品である。
「船頭小唄」の前提となるのは、日本の在野の知識人が「子ども」なるものと向き合った童謡運動であり、同じく日本の「風土」「民衆」と向き合うことでつむぎ出された民謡(の作り変え)である。これらの作家活動の中からは、北原白秋野口雨情ほか数多くの才人たちが、たくさんの名曲を残し、官主導の唱歌と共に日本人の音楽的な感性を大きく変えることになった。
 この流れから生まれ、のちの(昭和時代以降の)演歌などがかもし出すメランコリズムの基本を提示したのが「船頭小唄」だった。発表ののち、歌はまたたくまに全国へ広がったが、単に人々に愛唱されただけでなく、せまり来る戦争の季節を暗示していたとも言われ、また関東大震災(大正12年)を予言した歌だとも言われたほどに大きな説得力を持っていた。
 雨情の詞は、多賀郡磯原村(現・北茨城市)に生まれた彼にとっても馴染みのある利根川を舞台にしている。その枯れはてた情景は、不遇の時代を経験した雨情の心の反映である、とも言われているが、それだけではない。ちなみに歌の後半に織り込まれている「 潮来出島 いたこでじま 」とは、潮来の町の南に広がるデルタ地帯のことで、この地域ならではの水郷(水路)とあやめの花と、船頭という風物詩は、江戸時代から長唄の「藤娘」や端唄などでよく使われていた。つまり「潮来出島」(潮来節)という、江戸の花町で洗練された色恋の歌がそれだが、このイメージを雨情は「船頭小唄」でまっこうから払拭しようとしているのである。こんなところにも、作家としての彼の姿勢が見えるようである。
 なお歌詞に出てくる「 眞菰 まこも 」とは、湿地帯に生えるイネの仲間で、しめ縄やむしろなどを編むのにも用いられる多年草である。

「潮来出島」(潮来節)
潮来出島の眞菰のなかで あやめ咲くとはしほらしや 
 サーヨイヤサー アーヨイヤサー
花はいろいろ四季には咲けど 主に見返へる花はない 
 サーヨイヤサー アーヨイヤサー


船頭小唄
一、
  おれ河原かわらの すすき
  おなじおまえも すすき
  どうせ二人ふたりは このでは
  はなかない すすき
二、
  ぬもきるも ねえおまえ
  みずながれに なにかわ
  おれもおまえも 利根川とねがわ
  ふね船頭せんどうで くらうよ
三、
  れた眞菰まこもに らしてる
  潮來いたこ出島でじまの おつきさん
  わたしやこれから 利根川とねがわ
  ふね船頭せんどうで すのよ
四、
  なぜにつめたい かぜ
  れたすすきの 二人ふたりゆえ
  あつなみだの とき
  んでおれよ おつきさん



スコアグラファー・ライト
野口雨情
のぐち・うじょう
明治15年5月29日〜昭和20年1月27日
中山晋平
なかやま・しんぺい
明治20年3月22日〜昭和27年12月30日
野口雨情/中山晋平の楽譜
船頭小唄 ---- 野口雨情/中山晋平
三朝小唄 ---- 野口雨情/中山晋平
雨降りお月さん ---- 野口雨情/中山晋平
木の葉のお舟 ---- 野口雨情/中山晋平
シャボン玉 ---- 野口雨情/中山晋平
波浮の港 ---- 野口雨情/中山晋平
旅人の唄 ---- 野口雨情/中山晋平
兎のダンス ---- 野口雨情/中山晋平
あの町この町 ---- 野口雨情/中山晋平
黄金虫 ---- 野口雨情/中山晋平
霜夜の鼬 ---- 野口雨情/中山晋平
雲の蔭 ---- 野口雨情/中山晋平
ペタコ ---- 野口雨情/中山晋平
港踊 ---- 野口雨情/中山晋平
梅の小枝 ---- 野口雨情/中山晋平
雀 ---- 野口雨情/中山晋平
南京言葉 ---- 野口雨情/中山晋平
証城寺の狸囃子 ---- 野口雨情/中山晋平
須坂小唄 ---- 野口雨情/中山晋平
青い芒 ---- 野口雨情/中山晋平
鎮西小唄 ---- 野口雨情/中山晋平
人形のお顔 ---- 野口雨情/中山晋平
紅屋の娘 ---- 野口雨情/中山晋平
空飛ぶ鳥 ---- 野口雨情/中山晋平
手の鳴る方へ ---- 野口雨情/中山晋平
流行歌の検索
千曲川旅情の歌 ---- 島崎藤村/弘田龍太郎
船頭小唄 ---- 野口雨情/中山晋平
コロッケの唄 ---- 益田太郎冠者/作曲者未詳
さすらいの唄 ---- 北原白秋/中山晋平
小諸なる古城のほとり - 島崎藤村/弘田龍太郎
猫じゃ猫じゃ
真白き富士の根 ---- 三角錫子/インガルス
琵琶湖周航の歌 ---- 小口太郎/吉田ちあき
影を慕いて .... 作詞作曲 古賀政男
宮津節 ---- 京都府民謡
籠の鳥 .... 千野かおる/鳥取春陽
サーカスの唄 .... 西條八十/古賀政男
ぎっちょんちょん
時計台の鐘 ---- 作詞作曲 高階哲夫
草津節 .... 群馬県民謡
東京ラプソディー .... 門田ゆたか/古賀政男
佐渡おけさ ---- 新潟県民謡
梅が枝の手水鉢
緑の地平線 .... 佐藤惣之助/古賀政男
人生の並木路 .... 佐藤惣之助/古賀政男
旅人の唄 ---- 野口雨情/中山晋平
おつぺけぺ .... 作詞作曲 川上音二郎
深川節 ---- 『近世俚謡歌曲集』
昼 ---- 林古渓/弘田龍太郎
朝 ---- 島崎藤村/小田進吾
別れのブルース .... 藤浦洸/服部良一
時雨ひととき .... 飛鳥井帆二/江口夜詩
さんさ時雨 .... 宮城県民謡
今度生まれたら ---- 北原白秋/中山晋平
秋の月 .... 作詞作曲 瀧廉太郎/編曲 山田耕筰
表紙へ戻る