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シャボン玉 ---- 野口雨情/中山晋平
大正11年(1922年)
『金の塔』
 
シャボン玉
 
 
作詞 野口雨情
作曲 中山晋平

 
 雨情・晋平コンビによる代表作の一つ。『野口雨情民謡童謡選』(1962年)に収められた年譜によれば、雨情がこの歌(詞?)を最初に発表したのは大正9(1920)年だと記されている。一般にはその2年後の『金の塔』。
 歌詞にあるように、シャボン玉を膨らませ、飛ばすという一連のイメージを子どもたち自身が共有しやすいように作られており、この点だけにおいても作詞家作曲家二人の、深い才能を感じることができる。
 雨情は明治41年3月に先妻(高塩ひろ)との間に長女をもうけた。しかし長女はわずか7日で亡くなってしまう。彼の詞は、この悲しい事実がきっかけとなった、とも言われており、確かにその視線で「シャボン玉」を詠めば、雨情の一連の作品群を流れる「失われゆくもの」「失われてしまったもの」に対する情感が、この作品にも色濃く反映されていることがわかる。

 
シャボン玉
野口雨情
  シャボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ
  屋根まで飛んで こはれて消えた
 
  シャボン玉消えた 飛ばずに消えた
  生まれてすぐに こはれて消えた
 
  風々吹くな シャボン玉飛ばそ
この楽曲に関する解説を投稿してください。
2007/06/23(土) 18:13 カマ爺
マイナーな出来事をメジャーな楽曲に載せた、シンプルだけどイメージの深い作品だと思います。
真っ青な空に虹色のシャボン玉が浮かんで、やがて消えてしまう。
わずか7日で終わってしまった娘の命を、純粋なイメージのまま、永遠に残したいと言う親心で雨情氏の才能が、形にしてしまったものでしょうか?
ともすれば、暗くなりそうな出来事を、さわやかな明るいイメージに仕上げた才能は、すばらしいものです。
わずか7日間しか生きなかった娘を社会の中で永遠の命に、消えないシャボン玉にした親心に敬服します。
2007/07/05(木) 15:54 しゅんきち
自分の教科書によるのシャボン玉、雨情の詩はさすがにきれいです。

私は台湾の大学生です、読み本の文章で、雨情のやさしさと気持ちが伝えてきた。

日本にこんな偉い人間がいるのは、たいしたものです。

台湾のしゅんきち
2007/07/10(火) 08:24 まつりゅう
ある本で読んだことですが、雨情の心情が一般化されて、間引きに泣く東北の貧しい農婦の心が写されているということです。

生まれて直ぐに壊れて・・・
2007/09/29(土) 15:22 ヒラノエクスプレス
解釈は人それぞれで色々あるでしょう。
私にとっては、淡く消えた初恋の歌だと思っています。
2007/12/24(月) 12:09 ルィン
娘さんが亡くなったときの詩人の気持ち
今になってやっと理解することができた
2007/12/24(月) 12:22 ルゥン
私はいままで、ただのシャボン玉を見た感想だと
思っていましたが娘さんが亡くなって作った曲だとは知りませんでした。すごく感動しました。
2008/01/28(月) 07:44 ナタヴァン
私はアゼルバイジャンという国からですが、この歌を聞いて大変いい創造を受けました。シャボンだまは生まれてすぐに壊れて消えて、残念ですね。
2008/04/10(木) 20:33 風々吹くな
シャボン玉が壊れてしまう。それだけなのに、泣いてしまう。
誰かを思うから。
同時に、シャボン玉を思うから。
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コメント:
野口雨情
のぐち・うじょう
明治15年5月29日〜昭和20年1月27日
中山晋平
なかやま・しんぺい
明治20年3月22日〜昭和27年12月30日
野口雨情/中山晋平の楽譜
シャボン玉 ---- 野口雨情/中山晋平
雨降りお月さん ---- 野口雨情/中山晋平
あの町この町 ---- 野口雨情/中山晋平
船頭小唄 ---- 野口雨情/中山晋平
黄金虫 ---- 野口雨情/中山晋平
証城寺の狸囃子 ---- 野口雨情/中山晋平
兎のダンス ---- 野口雨情/中山晋平
旅人の唄 ---- 野口雨情/中山晋平
手の鳴る方へ ---- 野口雨情/中山晋平
波浮の港 ---- 野口雨情/中山晋平
雀 ---- 野口雨情/中山晋平
木の葉のお舟 ---- 野口雨情/中山晋平
南京言葉 ---- 野口雨情/中山晋平
紅屋の娘 ---- 野口雨情/中山晋平
三朝小唄 ---- 野口雨情/中山晋平
梅の小枝 ---- 野口雨情/中山晋平
雲の蔭 ---- 野口雨情/中山晋平
須坂小唄 ---- 野口雨情/中山晋平
ペタコ ---- 野口雨情/中山晋平
人形のお顔 ---- 野口雨情/中山晋平
霜夜の鼬 ---- 野口雨情/中山晋平
空飛ぶ鳥 ---- 野口雨情/中山晋平
鎮西小唄 ---- 野口雨情/中山晋平
青い芒 ---- 野口雨情/中山晋平
港踊 ---- 野口雨情/中山晋平
季節(夏)の検索
シャボン玉 ---- 野口雨情/中山晋平
キラキラ星変奏曲 ---- モーツァルト
夕焼け小焼け .... 中村雨紅/草川信
Twinkle, Little Star(きらきら星)
夕やけ小やけ .... 久留島武彦/弘田龍太郎
夏は来ぬ .... 佐佐木信綱/小山作之助
かたつむり ---- 文部省唱歌
夕燒とんぼ ---- 北原白秋/弘田龍太郎
南の島のハメハメハ大王....伊藤アキラ/森田公一
金魚のひるね ---- 鹿島鳴秋/弘田龍太郎
花火 .... 井上赳/下総皖一
アイスクリームの唄 .... 佐藤義美/服部公一
とんでったバナナ .... 片岡輝/桜井順
花火 ---- 作詞作曲 杉山はせを
虹 ---- 文部省唱歌
サモア島の歌 .... 小林幹治/ポリネシア民謡
夕立 ---- 文部省唱歌
たなばたさま .... 権藤はなよ 林柳波/下総皖一
アイ アイ .... 相田裕美/宇野誠一郎
納涼 ---- 文部省唱歌
かたつむり .... 葛原しげる/杉山はせを
りすりす小栗鼠 ---- 北原白秋/成田為三
蝉 ---- 文部省唱歌
朝顔 ---- 文部省唱歌
山の枇杷 ---- 北原白秋/成田為三
りすりす小りす ---- 北原白秋/弘田龍太郎
月夜の家 ---- 北原白秋/成田為三
夏の月 ---- 文部省唱歌
夕立 ---- 富原義徳/中山晋平
蓮池 ---- 文部省唱歌
盆踊 ---- 小林愛雄/弘田龍太郎
虹 ---- 小林愛雄/ネーゲリ
迎え火 ---- 北原白秋/弘田龍太郎
蛙と蜘蛛 ---- 文部省唱歌
金魚 ---- 文部省唱歌
夏休 ---- 文部省唱歌
鳰の浮巣 ---- 北原白秋/成田為三
風鈴 ---- 文部省唱歌
鳰の浮巣 ---- 北原白秋/弘田龍太郎
竹の子 ---- 文部省唱歌
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