大正13年(1924年)12月15日作曲

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　繰り返される一つの音（ポン）から、次々と別の言葉を発想させてゆく歌。かつての大人の戯れ歌にも同じタイプのものがある。
　この歌の詞だけを読めば、「お月さまいくつ」（お月さんいくつ、十三ななつ、まだ年ぁ若いな…」と同じような子守唄（遊ばせ唄）として牧水が書いたようにも思われるが、当てられた弘田のメロディは、ゆっくりとした寝かせ唄になっている。
「君が唄ふ『十三ななつ』　君はいつそれになるかや　嬰子（やや）うむかやよ」（牧水）

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　　松の木十本二十本
　　百本千本一萬本
　　ぽんぽんあがるは揚花火
　　あがつてはじめて下り龍
　　龍のゐるのは富士の山
　　富士の山から下見れば
　　三保の松原田子の松
　　松の木十本二十本
　　百本千本一萬本
　　ぽんぽん叱つて下さるな。

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楽譜 歌詞 伴奏 Ａ４縦 ２頁

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子守唄-楽譜　〈童謡-楽譜〉
昭和七年発行『世界音楽全集３３「日本童謡曲集IV」』

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