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　日本の民俗に根ざした歌。子守り唄とも言える。地蔵さんは、お釈迦さまが亡くなってから弥勒菩薩が現れるまでの間、衆生を苦しみから救う存在として崇められ、子どもの健康、成長を願う道祖神としても愛されてきた。
　反対に一つ目小僧は、一種の妖怪で、ある地方では戒律を破った僧侶の前に現れおどかす存在だとも言われている。日本各地で、大人が子どもに「いたずらをすると一つ目小僧が出るぞ」と恐がらせることがよくあった。

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　　石の地蔵さんは子供がお好き
　　　泣く子は地藏さんにつれて行きな
　　すねて泣く子は地藏さんもきらひ
　　　一つ目小僧さんにつけてやりな
　　一つ目小僧さんは泣く子がお好き
　　　すねて泣く子が尚お好き。

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楽譜 歌詞 伴奏 Ａ４縦 ２頁

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〈童謡-楽譜〉
昭和六年発行『世界音楽全集２４「日本童謡曲集II」』

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