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一寸法師 ---- 巌谷小波/田村虎蔵
明治38年(1905年)10月
『尋常小学唱歌 第一学年 中』
一寸法師
一寸法師
巌谷小波
一、
指にたりない 一寸法師
小さいからだに
大きなのぞみ
おわんの舟に はしのかい
京へはるばる のぼりゆく
二、
京は三条の 大臣どのに
かかえられたる 一寸法師
法師 法師と お気に入り
姫のおともで 清水へ
三、
さてもかえりの 清水坂に
鬼が一匹 あらわれいでて
くってかかれば その口へ
法師たちまち おどりこむ
四、
針の太刀をば
さかてに持って
ちくりちくりと 腹中つけば
鬼は法師を はき出して
いっしょうけんめい
にげて行く
五、
鬼が忘れた 打出のこづち
打てばふしぎや 一寸法師
一打ちごとに 背がのびて
今はりっぱな 大男
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| 巌谷小波 |
いわや・さざなみ
明治3年6月6日〜昭和8年9月5日
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| 田村虎蔵 |
たむら・とらぞう
明治6年5月24日〜昭和18年11月7日
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一寸法師 ---- 巌谷小波/田村虎蔵 |
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