大正１２年の夏（1923年）作曲

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梅雨の時期
　ちょろちょろと可愛らしく動きまわるリスを歌った童謡。このリスは「ニホンリス」（別名、木ねずみ）のことだろうか。歌は、寒い季節にクルミやドングリを「貯食」している姿を描かず、夏に向って自然が勢いづいていく時節を背景にしているのがミソ。

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　　栗鼠（りす）　栗鼠（りす）　小栗鼠（こりす）
　　ちよろちよろ小栗鼠（こりす）
　　杏（あんず）の實（み）が赤（あか）いぞ
　　食（た）べ食（た）べ小栗鼠（こりす）

　　栗鼠（りす）　栗鼠（りす）　小栗鼠（こりす）
　　ちよろちよろ小栗鼠（こりす）
　　山椒（さんしょ）の露（つゆ）が青（あお）いぞ
　　飮（の）め飮（の）め子栗鼠（こりす）

　　栗鼠（りす）　栗鼠（りす）　小栗鼠（こりす）
　　ちよろちよろ小栗鼠（こりす）
　　葡萄（ぶどう）の花（はな）が白（しろ）いぞ
　　揺（ゆ）れ揺（ゆ）れ小栗鼠（こりす）

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楽譜 歌詞 伴奏 Ａ４縦 １頁

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季節（夏）-楽譜　〈童謡-楽譜〉
昭和七年発行『世界音楽全集３３「日本童謡曲集IV」』

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